浅草橋・蔵前の方そうじゃない方も必見!【続き】脳が動きを覚えるの?運動学習の話Personal Gym PATHFINDERS/パーソナルジム パスファインダーズ

前回の振り返り 脳の中には「身体の地図」がある
前回は「ボディマップ」という、脳の中の身体の地図の話でしたね。
脳はこの地図を見ながら、
「今どこが動いているのか」「身体がどう傾いているのか」
を常にチェックしています。
でも、この地図はいつも完璧ではない。
長時間のデスクワークや、同じ動きのくり返し、ケガやストレスで、
脳の地図は少しずつズレていく。
そのズレた地図のまま動いていると、
・フォームが崩れる
・特定の部位にばかり力が入る
・身体のバランスが乱れる
といった現象が起きます。
そして、この地図を整えるのが「ボディマップの再構築」でした。
今回のテーマ──地図をどう使うか
さて、地図が整ったら次は「その地図をどう使うか」。
脳は地図をもとに、
- 新しい動きを学び
- 間違いを修正し
- 正確なフォームを覚えていく
この一連のプロセスを「運動学習」と呼びます。
つまり、筋トレや姿勢改善とは、脳に動きを教えていく作業なのです。
脳が動きを覚える仕組み
脳が動きを覚えるとき、実はこんなことをしています👇
1「こう動けばうまくいくはず」と予測する
2実際に身体を動かしてみる
3うまくいかなかったらズレを修正する
この「予測→実行→修正」をくり返すたびに、
脳の中の動きのプログラムが少しずつ書き換わっていきます。
だから、トレーニングでは「正解をすぐ出すこと」よりも「失敗しながら修正すること」が大切。
脳は誤差から学びます。
4️⃣ 動きを覚える3つの段階
人が新しい動きを覚えるときは、こんなステップを踏みます👇
1理解する(考える段階)
まずは「どう動くのか?」を頭で理解します。
トレーナーの説明や鏡を見ながら、脳の中にイメージを作る段階。
2 感じる(つながる段階)
次に、「この動き、こういう感覚だな」と感じ始めます。
筋肉・関節・呼吸などの情報がつながっていく時期。
3自然にできる(自動化の段階)
何も考えなくてもスムーズに動けるようになります。
勝手に効くが出来上がった状態です。
繰り返すほど、動きは脳の中で習慣になる。
だから、上達とは「脳の書き換え」なんです。
脳の中ではこんなチームプレーが起きている
動きを覚えるとき、脳の中では3つの場所が協力しています👇
役割 | 働く場所 | 仕事内容 |
|---|---|---|
💡 計画する | 大脳 | 「どう動くか」を考える |
⚙️ 微調整する | 小脳 | バランス・リズム・誤差を修正 |
🔁 習慣化する | 基底核 | 無意識にできるようにする |
最初は「意識して動かす」段階。
でも、練習を重ねるほど小脳が微調整を覚え、
最終的にフルオートになります。
6️⃣ 運動学習を加速させる3つのコツ
1すぐ答えをもらわない
「考えながら動く」ことが、脳にとっての学び。
正解をすぐもらうより、自分で試して気づくほうが定着します。
2 いつも少し違う条件で動く
重さ・スピード・姿勢など、練習に小さな変化をつける。
脳は変化の中で動きを磨いていきます。
3テーマは1つに絞る
一度に全部直そうとすると、脳が混乱します。
今日は「骨盤の動き」、明日は「足裏の感覚」
そんなふうに1テーマ集中でOK。
「脳が学ぶトレーニング」
トレーニングはもちろん、脳に動きを覚えさせることも重視しています。
たとえば👇
- 仰向けで呼吸しながら、全体を感じる
- 左右差を観察しながらスクワット
- 苦手な動作の再学習
- ゆっくりした動きでフォームを丁寧に反復
こうした地味な動きほど、脳の中で正確な地図と動きの導線が繋がるんです。
まとめ 脳→感覚→身体、の順で変わる
前回は「ボディマップ=脳の中の地図」を整える話。
今回は、その地図を使って動きを学ぶプロセス。
そして次は、
「動きを安定させる小脳の働き」精度と再現性の話へ続きます。
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